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菊の病害虫

キクスイカミキリ

2011年11月11日 【菊の病害虫】

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キクスイカミキリ被害株
 
キクスイカミキリ被害部位
(写真をクリックすると拡大できます。)


 

形態:
体長約1cmです。黒から黒灰色です。頭の下方に赤燈色の斑紋があり、腹部は燈色です。

 

被害:
4月から6月の産卵期に伴い、茎の先端から約10cmの下方の部位にかみ傷を付けます。傷に産卵する為、傷から上部が萎れます。産卵された卵から孵化した幼虫が髄部を食害し根部まで降りていき成虫になります。この食害により株全体が弱り、枯死していきます。


防除方法:
成虫飛来期(4月~6月)に成虫は捕殺し、産卵部は早めに切除しましょう。発生後の有効薬剤は無いため、ヨモギなどの雑草や菊の古株等、発生源を絶ちましょう。

チョウ目害虫

2011年11月11日 【菊の病害虫】

キクに対して加害するのはハスモンヨトウ、オオタバコガ、ハマキムシ類、ヤガ類などの幼虫です。


形態:
個々によって体長、体色は様々です。


被害:
ハスモンヨトウ
若齢幼虫は表皮や葉脈を残して葉や芽を食害します。中齢幼虫以降は葉・蕾・花も食害します。


オオタバコガ
若齢幼虫は新芽を食害するため芯止まりを起こします。2齢幼虫以降は葉・蕾・花も食害します。


ハマキムシ類
発生初期から新芽や葉のふちを食害します。


この他、葉の中央部からかすり状に食害をするヒメトガリノメイガ、中期以降は葉縁から大きく食害するキクキンウワバ、そしてキクの地際部を食いちぎるように食害をするカブラヤガなどがあげられます。


防除方法:
基本的には、成虫の飛来の防止、定植前に土壌への粒剤散布そして発生初期の薬剤散布が防除の中心となります。発見が遅れ老齢幼虫になると薬剤が効きにくくなるため防除が困難になります。


薬剤:
アファーム、フェニックス、スピノエース、プレバソン、マッチ、プレオ

紋々病

2011年11月11日 【菊の病害虫】

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(写真をクリックすると拡大できます。)

紋々病と一般では言われていますが、これはキクモンサビダニというダニの一種が加害しています。


形態:
雌成虫の体長は0.2mm前後です。淡黄色の細長い体形をしています。 成虫で越冬します。


被害:
葉に直径数mm~数十mmの淡黄色の輪紋や線状の症状が現れます。主に新葉に生息し、展開し始めた葉での生息密度が高くなります。葉の若いうちに加害され、のちに加害痕が目立つようになるために症状のある葉を捜してもキクモンサビダニは見つかりません。


防除方法:
高温乾燥を好む性質があり、5月頃と秋に多く発生します。早期からの防除が効果的です。また、発病した株からは採穂しない方がよいです。


薬剤:
発病後の有効登録薬剤はありませんが、ハダニ類との同時防除が期待できるのでハダニ類対策薬剤を定期的に散布しましょう。
 

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