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菊の栽培方法

菊の育種の歴史

2012年10月23日 【菊の栽培方法】

菊は8~9世紀ごろ中国より日本に伝えられたされています。当初は宮中をはじめとする一部の階級層の間で観賞用の花とともに薬用として用いられていました。桃山時代になり、白色の花だけの菊に黄色や桃色と言った新しい色が生まれてきました。そして江戸の元禄期に菊は広く庶民の間に普及し、今日に見られる日本独自の多くの品種が生まれてきたのです。19世紀に入りこの多様な菊が欧米に渡り、ヨーロッパでスプレー菊、アメリカではポットマムが生み出され、日本をはじめとする世界各地で切り花、鉢物や花壇花として改良が進み、世界三大花のひとつとされる今日の菊が作り上げられたのです。

菊の品種ができるまで

2012年10月22日 【菊の栽培方法】

交配親の栽培交配親の栽培 交配親の栽培交配親の栽培 発芽発芽
       
検定検定 定植定植 定植定植
       
新品種新品種 枝変わりによる新品種枝変わりによる新品種    

菊は新しい品種を生み出す方法として交配育種の手法を用いています。交配の時期にあわせて親木の選定、栽培が行われます。受粉が成功し受精すると、2ヶ月程度で種子が実ります。これを交配親の開花時期を考慮して播種を行い、適度に生長した実生を圃場に移植し花を咲かせます。その中から特に目に留まる有望な品種を選抜して、数年かけていくつもの検定(例えば花や木姿、生育の良否、病虫害への抵抗性、そして人工気象下での栽培可否など)を行い、その中から選りすぐられたわずかな品種が新しい品種として世に送り出されます。

また菊では昔から交配育種以外に『枝変わり』という現象により品種が生まれることもありました。この『枝変わり』は広い意味での突然変異の一つと考えられ、現在ではX線やγ線などの放射線を用いて、積極的にこの『枝変わり』を起こして、有望な品種を生み出す方法も行われています。菊の場合多くはその花色の変化に利用され、当社ではその花色が数十色もあるセイローザシリーズ(ヨーロッパではレーガンシリーズ)が世界で高い評価を得ています。

名花は一日にして成らず

2012年10月22日 【菊の栽培方法】

菊は古よりの繰り返されたその交配により、多種多様の形質を持つ非常に雑種性に飛んだ植物です。このために傑出した優良な品種を生み出すことは非常に難しく、万に一つといわれています。当社は、このとぎれなく行われる育種のシステムと、育種家を初めとする多くの人の感性や技術を集約し、数多くの品種を世に送り出してきました。今後もよりいっそうの品種の改良を行っていきます。


 

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