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菊のあれこれ 
大 菊
厚物咲
厚物咲
一般に大菊といえばこの花を指す代表的な花です。数百枚の花弁が中心の一点に向けて、重なり合い鱗状に整然と組み上がり半球状に咲くのが特徴。また特に一番外側の花弁が長く突き出るものを厚物と区別して“厚走り”と呼んでいます。
管物咲
管物咲
細長い管弁が放射状にまっすぐ伸び、傘を広げたように咲くのが特徴で、その花弁の太さによって“太管”、“間管”、“細管”、“針管”の4つの段階に分けられています。
一文字咲
一文字咲
幅広の舟底形をした花弁十数枚が平たく咲くのが特徴で、その花の形から“御紋章菊”、“広物”、“広熨斗(ひろのし)”とも呼ばれています。
大掴み咲
大掴み咲
走り弁は垂れ下がり、中心に向けて強く握り締めた拳のように盛り上がるその豪快な花形が特徴で、東北地方で発達したため“奥州菊”と呼ばれることもあります。
古 典 菊
嵯峨菊
嵯峨菊
糸のように細い花弁がまっすぐに立ち上がって茶筅のような花形で咲くのが特徴で、近年はポットマムに仕立てられ再び人気が高まっています。諸説はありますが京都の嵯峨野を中心に発達した花とされています。
伊勢菊
伊勢菊
伊勢、伊賀を中心に発達した花で、分類上は嵯峨菊の変種と扱うのが定説になっています。その花は細長い花弁が裂けたり縮れたりして垂れ下がり、座して見るために発達したとされています。
肥後菊
肥後菊
肥後地方(今の熊本県)で発達した花で、長く門外不出とされていました。花形は一重咲きですが、平弁や管弁やさじ弁と様々な花弁があり、色彩も鮮やかなのが特徴です。
江戸菊
江戸菊
その名のとおり江戸において発達した花で、一度平らに咲き中心の花弁から順に立ち上がり折れたり曲がったりして組み抱えるのが特徴です。花弁の組み抱え方で分けられています。
懸崖、盆栽菊
懸崖、盆栽菊 懸崖、盆栽菊
よく伸びる山菊を摘心して作るのが特徴で、日本古来の菊として古くから作られていました。その仕立て方から前垂れ型や静岡型に仕立てる大作と盆栽や根付などに仕立てる小作に分けられます。


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