キクに対して加害するのはハスモンヨトウ、オオタバコガ、シロイチモジヨトウ、ハマキムシ類、ヤガ類などの幼虫です。
若齢幼虫は表皮や葉脈を残して葉や芽を食害します。
中齢幼虫以降は葉・蕾・花も食害します。
若齢幼虫は新芽を食害するため芯止まりを起こします。
2齢幼虫以降は葉・蕾・花も食害します。
キクでは緑色が多く、株の低い位置の葉裏に数十卵程度の卵塊を産み付けます。
孵化幼虫は新芽などの柔らかい部分から食入し,内部から加害します。
新芽がしおれたり,心止まりとなることも多いです。
発生初期から新芽や葉のふちを食害します。 他
ハスモンヨトウ 5~10月(とくに8~10月多い)
オオタバコガ 5~10月 (とくに8~10月多い)
シロイチモジヨトウ 4~11月(とくに8~10月多い)
成虫の飛来の防止(防虫ネットや防蛾灯)、発生初期の薬剤散布が防除の中心となります。
発見が遅れ老齢幼虫になると薬剤が効きにくくなるため防除が困難になります。
※2025年7月8日現在の適用内容 適用内容は使用前に必ずラベルなどで確認してください。