菊作りニュース

白さび病・黒さび病・褐さび病

2011.11.11

 

さび病には、白さび病、黒さび病、褐さび病とあります。

白さび病【Puccinia horiana

病状:

発病初期は葉裏に小さな白い斑点が出ます。

病徴が進むと白いイボ状の斑点が葉裏一面に現れ、葉表や茎にも発病する場合があります。

 

発生時期:

発生時期は3月頃~梅雨明けの多雨時期と、9月~10月頃の涼しくなった頃

発病適温は15~20℃

 

防除方法:

育苗段階から定期的な予防的薬剤散布が基本で、発病した場合は治療的薬剤の散布が必要です。

発病株は除去します。

肥料不足や窒素過多の場合にも発生しやすいため適切な肥培管理を心掛けましょう。

 

予防的薬剤:

ジマンダイセンフロアブル、エムダイファー水和剤、ピリカット乳剤、アンビルフロアブル、コロナフロアブル、inochioオペラフラワー®乳剤、inochio キクッチャ粒剤、アフェットフロアブル、カナメフロアブル、アントラコール顆粒水和剤

治療的薬剤:

アミスター20フロアブル、ストロビーフロアブル、チルト乳剤、ポリオキシンAL水溶剤、ラリー乳剤、inochioオペラフラワー®乳剤、ファンタジスタ顆粒水和剤、メジャー

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