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べと病

2012.06.20

発生時期

病原名

糸状菌:Peronospora danica (ペロノスポラ)

生きている植物にしか寄生できない、絶対寄生菌。

症状

 気孔に侵入し、初期は一部に不整形で境界不明瞭な退緑色を生じる。

 次第に拡大し、黄褐色~褐色に変化し、枯死する。

 葉裏面には白~淡黄褐色の荒い粉状のカビを生じる。

 品種間差が激しい病気のひとつ。

発生の仕組み

伝染源:被害残渣

伝染経路:空気

▹17~18℃あるいは25~27℃程の比較的冷涼、多湿条件下で発生。

▹葉が結露などで濡れていると感染しやすい。

対策

▹発病後は有効薬剤が無いので、発病株や被害残渣を取り除き処分する。

▹密植を避け、排水の良い環境作りをする。

科学的防除

▹毎年発病する圃場では、ジマンダイセン水和剤 400~600倍 8回以内で定期予防を行う。

▹白さび病防除として、ストロビーフロアブル 2000倍、ダコニール1000 1000倍を散布する。

※使用の際は必ず登録内容を確認してください

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